シアトルの楽しみ方
シアトルでの滞在が3日しかなくても心配は無用です。このガイドを活用することで、シアトルの人気スポットを楽しみ、素晴らしい旅をすることができるでしょう。
オレゴン州とワシントン州は、文化とグルメを楽しめる観光地として広く知られています。太平洋沿岸のシアトルとポートランドは、文化に特徴がある都市としてその名が知られており、数多くの家族向け博物館がインタラクティブな展示を通して訪問者を魅了しています。また、シアトルとポートランドは、地元産の食材をふんだんに使った素晴らしいレストランが数多くあり、料理のクオリティもますます上がってきています。
エア タヒチ ヌイは、この特別なシアトルでの3日間を最大限に楽しむために、訪れるべき最高のスポットをタイミングごとにリストアップしました。
午前中のベストスポット
朝のコーヒーから1日をスタートしましょう。シアトルはコーヒーの街であり、美味しいコーヒーショップが街中に溢れています。シアトルは北米で一人当たりのコーヒー消費量が最も多い都市です。また、シアトルはスターバックスコーヒー発祥の地であり、歴史が感じられるアイテムの展示やオープンエリアが楽しめる1号店を訪れることもできます。一方、フリーモント地区にある小さなコーヒーショップ、ミルステッド&コー(Milstead & Co)は、全米屈指のコーヒーショップだと地元の人がおすすめします。混んでいる場合は、毎日豆を手焙煎しているライトハウス・ロースターへ。コーヒー豆はフェアトレード農園から輸入する新鮮なものだけを使用しています。
コーヒーももちろんですが、スイーツも見逃せません。シアトルではカップケーキがおすすめです。アイシングが特徴の魅力的なカップケーキはアメリカの都市でよく見られますが、シアトルでは長い歴史を誇ります。ぱっと目を引く美味しいカップケーキを食べるなら Rosie Bakery(シアトルのカップケーキの殿堂)、Cupcake Royale(シアトル市内に数店舗)、Ashley's Sugar on Top、Butter Cupcakeryの4店舗が特におすすめです。
ブランチには、マックメナミンズ・エルク・テンプルにあるレストランを訪れましょう。ここでは、ブランチだけではなく夜遅くまで美味しいハンバーガーとクラフトビールを楽しむことができます。スパニッシュ・ボールルーム(Spanish Ballroom)では、ミュージシャンを迎えて活気あふれるライブコンサートが開かれるイベントも定期的に行われています。
シアトルでのアトラクション
シアトルの街を上から眺めたい方は、ピア57の端にあるシアトル観覧車へ向かいましょう。回転する車輪が心地よいサウンドトラックを奏でながら、15分間シアトルの街の景色を堪能することができます。VIP気分を味わいたいなら、大人4名まで同時に乗車できる42番キャビンのチケットをお求めください。このキャビンは、革張りのバケットシート、ステレオシステム、ガラス張りの床が装備されています。
また、ここでは、まったく新しい感覚の飛行体験を味わうことも可能です。エリオット湾、オリンピック国有林、サンファン諸島、カスケード山脈、スノクォルミー滝、ティートン川、そして息をのむようなワラワラワインバレーを眼下に眺めながら、ワシントン州上空を20分間飛行する冒険をしてみてはいかがでしょうか。
より高い場所から街を眺めるなら、オークランドのスカイタワーに匹敵するスペース・ニードルへ。1962年にシアトル万国博覧会の目玉として建設されたスペース・ニードルは、シアトルとその周辺を余すことなく見渡せる理想的なロケーションに建てられています。浮遊感を味わいたいなら、スカイライザーに登ったり、ガラス張りの座席に座ったり、世界初となる回転式ガラスフロアの拡大鏡を覗いてみてください。高さ152mの頂上からシアトルの街の素晴らしい眺めを楽しむことができます。
文化都市シアトル
モー・ポップ(ポップカルチャー博物館)は、アメリカの大富豪ポール・アレンとその妹ジョディ・アレンが出資して作られた博物館です。ロック音楽、特にシアトル生まれのジミ・ヘンドリックスに魅了された彼らは、この「ロックの殿堂」を建設し、数多くのアート、写真、絵画の展示を行っています。館内に展示されている8万点の作品は、ロックの歴史はもちろん、ヒップホップやブルース、その他のジャンルの音楽にも及んでいます。
天気がよければ、太平洋沿岸で人気のクラムチャウダーをぜひ。アサリをベースにしたクリーミーなスープで、一般的にはサワーロールをくり抜いた器に入れて提供されます。パイク・プレイス・チャウダー(Pike Place Chowder)のクラムチャウダーは一度食べたら忘れられないでしょう。また、漁港の近くにあるシアトル・フィッシュ・ガイズ(Seattle Fish Guys)のクラムチャウダーも格別です。
美食を楽しむ
牡蠣好きには、シアトルはたまらない場所です。シアトルでは、街を囲むピュージェット湾周辺で収穫された60種類以上の牡蠣と出会うことができます。滞在中、焼いたり、蒸したり、氷の上の生牡蠣を味わったり、あらゆる食べ方で牡蠣を楽しむことができます。もし行ける軒数が限られている場合は、バラードにある「ザ・ウォルナッツ・アンド・ザ・カーペンター(The Walrus and the Carpenter)」をおすすめします。グリルされたトーストの上においしいイワシを乗せた看板メニューはもちろんのこと、牡蠣のセレクションも必見です。もうひとつの選択肢、「テイラー・シェルフィッシュ(Taylor Shellfish)」では、さまざまなシーフードメニューを提供しています。
シアトルで絶対に外せない食べ物といえばサーモンでしょう。シアトルで唯一のルレ・エ・シャトーレストラン「カニリス(Canlis)」では、最高のキングサーモンを提供しています。また、ウォーターフロントにある「アイバーズ・エーカーズ・オブ・クラムズ(Ivar's Acres of Clams)」でも素晴らしい時間を過ごせるでしょう。
新たな視点で街を楽しむ
ファーマーズ・マーケットを訪れてみましょう。バラード、ユニバーシティ、ウエスト・シアトル、クイーン・アン、キャピトル・ヒルなど、シアトルのあちこちの地域でファーマーズ・マーケットが開催されています。ポートランドと同様、シアトルも地元産のオーガニック食材が豊富で品質も高いものが揃います。それこそが、この街での食事がおいしい理由と言えるでしょう。パイク・プレイスにあるパブリック・マーケット・センターが最も有名で、観光客にも人気を博しています。
アルゴシー・フェリー(Argosy Ferry)のハーバー・クルーズは、湾内の見どころを巡るのに最適です。スペース・ニードル、シアトル大観覧車、スタジアム、オリンピック・パーク、植物園、樹木園、チフリー・ガーデン・アンド・グラス(Chihuly Garden and Glass)を訪れる場合は、複数の割引が受けられるシティ・パスをお得にご活用ください。
昼食をとる時間がゆっくりと取れない場合は、ホットドッグはいかがでしょう?ューヨークではケチャップとマスタードがホットドッグの定番ですが、シアトルではクリームチーズが主役です。シアトル・ドッグを味わうには、できればシアトルのスタジアムで試合を観戦した後に、「ジョーズ・グリルド・グルメ・ドッグス(Joe's Grilled Gourmet Dogs)」に立ち寄るか、バラードにある「ダンテズ・インフェルノ・ドッグス(Dante's Inferno Dogs)」がおすすめです。
美酒の都
ワインのテイスティング体験をご希望ですか?それとも、お酒と会話を楽しむ居心地のいい場所をお探しですか?ここでは、それらの方々に最適な場所をご紹介します。
ウエストランド蒸留所(Westland Distillery)は、セーフコ・フィールド(Safeco Field)のすぐ近くにある、この地域最大級の蒸留所です。少し離れたところにある「ウッディンヴィル・ウイスキー(Woodinville Whiskey Co.)」と「コッパーワークス・ディスティリング・カンパニー(Copperworks Distilling Company)」は、ガイド付きツアーを実施しており、ウィスキーについて詳しく知るのに最適な場所です。ウッディンヴィル(Woodville)を訪れたら、最も魅力的なカクテル・バーのひとつ、「クロー・バー・ボセル(Krō Bär Bothell)」にお立ち寄りください。パイク・プレイス・マーケットの近くにあるカクテル・バー、ラジエーター・ウイスキー(Radiator Whiskey)には、ウイスキー・ベースのカクテルが12種類も用意されています。また、植物園の近くにある「ウイスキー・バイ・ジョン・ホーウィー(Whiskey by John Howie)」でくつろぐこともおすすめです。ここではステーキハウスでのディナーも楽しむことができます。
ワシントン地域は、ブドウ畑が若いにもかかわらず、年々その評判が高まっているワイン生産地域です。 特に、ワラワラバレーのワインは非常に高い評価を受けています。(ワラワラバレーはシアトルから南東に 4 時間、レーニア山を過ぎたところに位置しています)。 市から車でわずか 30 分北に上ったところにあるウッドビルも要注目です。州最大の生産者の 1 人、シャトー サン ミッシェルを含む複数のワイナリーを是非訪れてみてください。 街を離れたくない場合は、ジョージタウンの元瓶詰工場にあるチャールズ・スミス・ワインズ・ジェットセット(Charles Smith Wines Jet Set) またはサウスダウンタウンのエルソムセラー(Elsom Cellar)がおすすめです。 市内中心部には、小説のようなワインリストとタワーを囲むバーを備えた、ワイン愛好家にとって夢の場所「パープル・カフェ・アンド・ワイン バー(Purple Cafe and Wine Bar)」があります。
ショッピングモール
シアトルでは、ショッピングも欠かせません。市内にはショッピングモールがたくさんあります。ウォーリングフォード・センター(Wallingford Center)は小さなショッピングセンターで、木製の床やフランチャイズではないオリジナルショップの多さが特徴です。ユニバーシティ・ヴィレッジも必見です。フードコートをはじめ、ジュエリーからスポーツアイテム、衣料品、化粧品に至るまで、必要なものがすべて揃っているショッピングモールです。ウエストレイク・センターには約20の店舗とレストランがあり、魅力的な品ぞろえを誇ります。
シアトルのお土産にチョコレートはいかがしょう?シアトルには、バラク・オバマ氏お気に入りのチョコレートがあります。家族経営で職人が作り上げるチョコレート屋Fran'sのチョコレートはお土産にもぴったりです。
シアトルからタヒチへと向かう場合は、楽しかった時間を思い出しながらエア タヒチ ヌイの機内でゆったりとお過ごしください。