Cook Islands - Sandee Cook Beach

クック諸島の必見スポット

ポリネシアと呼ばれるエリアは太平洋に広がる地域です。その中で、フレンチポリネシアの隣に位置するクック諸島は、私たちの祖先が持つ別の一面と、同じくらいまばゆい風景を私たちに見せてくれます。ニュージーランドと深い関係を持つこの広大な群島は、ラロトンガ島やアイツタキ島を含む15の島々から構成されており、美しい大自然や魅力的な文化遺産にあふれています。

パレオと日焼け止めを持って、クック諸島の必見スポットへ出かけましょう。

Cook Islands / Aitutaki - One Foot Islands

アイツタキ -Aitutaki-のビーチ

アイツタキのラグーンは、目を見張るような美しさを誇る、宝石のような存在です。時が止まったような美しい場所は、幾千もの美しい青のグラデーションに輝きます。明るく、素朴な魅力にあふれるアイツタキは、ラロトンガに次いでクック諸島で2番目に人気の観光地です。

ここでは、穏やかで透き通ったラグーンの水中で、シュノーケリングやカヤック、スタンドアップパドル(SUP)などを思う存分楽しめます。

たとえば、島の北西にあるマリンリサーチセンターのビーチは、海中の生き物を観察するのに最適なスポットです。スキューバダイビングやラグーン・クルーズではウミガメと出会えることもあります。また、必見スポットのオオトゥ・ビーチでは、木陰でのんびりとした時間を過ごすことができます。. 

Cook Islands - Punanga Nui market

ラロトンガ島 – Rarotonga-のプナンガ・ヌイ・マーケット

ローカルマーケットは、その土地の「鼓動」が感じられる場所。だからこそ、クック諸島の中心的なローカルマーケット「プナンガ・ヌイ・マーケット」は絶対に訪れてほしい場所の1つです。このマーケットは、ラロトンガ島の首都アバルアで毎週土曜日に開催されます。

新鮮な農産物、ローカル料理、手作りの工芸品などが色とりどりの屋台にずらりと並び、賑やかなエンターテインメントも行われています。ここは、クック諸島の「魂」を形作っている職人やアーティストたちと出会える絶好の場所です。

Atiu - Anatakitaki Cave Tour

アティウ-Atiu- バードアイランドと洞窟

手つかずの自然が残るこの島の真の魅力は、独自性に溢れています。アティウはクック諸島で3番目に大きな島で、時の流れを忘れさせるようなこの島では、自然が生み出した驚異があなたの探究心を呼び覚ましてくれるでしょう。天然のプールを備えた古代の石灰岩の洞窟、珍しい植物が生い茂る熱帯ジャングル、ターコイズブルーの海に面した白砂のビーチなど、自然を愛する人にとって、まさにここは夢の目的地です。

また、アティウは“鳥の島”としても知られており、ここにはコペカ(Anatakitaki洞窟に生息)や、鮮やかな色彩で知られるクラなど、11種の希少な固有鳥類が暮らしています。

Cook Islands - Locals
Cook Islands / Aitutaki - One Foot Island

アイツタキ- Aitutaki-ラグーンのワン・フット・アイランド

主要な島々のラグーンには、数多くのモツ(小さな島)が点在しています。その中でも特に有名なのが、ワン・フット・アイランド(またの名をタプアエタイ – Tapuaetai-)です。ここにあるビーチは「世界で最も美しいビーチのひとつ」とも称されるほどで、目に焼きつくようなその美しさは、旅人の心に深く刻まれることでしょう。

また、ビーチだけではなく、ワン・フット・アイランドの真の魅力は、その穏やかで静かな島の雰囲気にあります。穏やかな海に囲まれたこの島は、人が少なく、船でしか行くことができないという限られたアクセスがこの小さな島をまさに「静けさの楽園」にしているのです。

また、ここには小さな郵便局があり、パスポートに特別なスタンプを押してもらうこともできます。貴重なスタンプは、世界にひとつだけの旅の記念になるでしょう。

Rarotonga - Te Rua Manga

ラロトンガ島 – Rarotonga- のテ・ルア・マンガ山

ラロトンガ島で絶対に訪れたい名所のひとつが、テ・ルア・マンガ山です。その形から「ザ・ニードル(針)」とも呼ばれています。

この大きな岩山には、ラロトンガ・クロスアイランド・トレイル(島を縦断するハイキングコース)からアクセスすることができます。緑豊かな森林を抜け、山々やラグーンの壮大な景色を楽しみながら道を進むと、この島の象徴的な岩の麓にたどり着きます。

なお、テ・ルア・マンガ山の頂上までの登攀は、経験豊富な登山者向けのルートですので、ガイド付きでハイキングを楽しむことを強くおすすめします。

クック諸島のカルチャービレッジ

この群島の主要な島々では、伝統的なカルチャービレッジを訪れてその文化に浸ることができます。クック諸島の歴史に触れたり、タパ(樹皮布)の製作工程や伝統的なポリネシアの薬草療法を学んだり、先祖代々受け継がれてきた彫刻やタトゥーといった芸術に触れたりと、クック諸島マオリ文化のさまざまな側面をラロトンガ島やアイツタキ島にあるカルチャービレッジで見ることができます。

また、ローカル料理の試食や伝統的なビュッフェスタイルの食事、ディナーショーなど、美味しくて楽しいグルメも体験することができます。

 

ムリ-Muri-のナイトマーケット

ラロトンガ島の南東部に位置するムリは、ぜひ訪れたい町のひとつです。白く長く続く砂浜は、昼には、泳いだりシュノーケリングを楽しむことができます。

そして夜になると、「ムリ・ナイトマーケット」が賑やかにスタートします。ここでは、地元のグルメが数多く並び、観光客と地元の人々がリラックスした雰囲気の中で交流を楽しみます。シーフード、バーベキュー、焼きそばなど、きっとあなたのお気に入りの一皿が見つかるはず。

ムリ・ナイトマーケットは、ムリ・ビーチ・ヴィレッジで毎週火曜、水曜、木曜、そして日曜の夜に開催されています。クック諸島の味覚を満喫するにはぴったりの場所です。