Waltzing with Brando
FIFOタヒチがキャストやスタッフ、タヒチの培ってきたレガシーに敬意を表し、
オスカー候補作「Waltzing With Brando」の特別上映を実施
2025年1月22日、タヒチ・パペーテ
太平洋国際ドキュメンタリー映画祭(FIFOタヒチ)は、2025年2月2(日)、Grand Théâtre de la Maison de la Cultureにてアカデミー賞候補作「Waltzing With Brando」の特別上映を行います。この特別上映は、映画制作に関わったタヒチのキャスト、スタッフ、関係者たちへの敬意を表すために企画されたもので、タヒチがこの映画の制作に対して果たした貢献を称えるものです。
「Waltzing With Brando」は、Billy Zane(タイタニック、デッドカーム/戦慄の航海)が主演を務め、マーロン・ブランドに扮し物語を展開していきます。その他にも、Jon Heder(ナポレオン・ダイナマイト、俺たちフィギアスケーター)、Camille Razat(エミリー・イン・パリ、デュオ 1/2のピアニスト)、Alaina Huffman(ヤングスーパーマン、スーパーナチュラル)、Rob Corddry(Ballers、オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式)、Tia Carrere(ウェインズ・ワールド)、James Jagger(Vinyl、アウトポスト)、Richard Dreyfuss(ジョーズ、陽のあたる教室)が共演し、各々が魅力的な演技を披露しています。監督・脚本はBill Fishman(テープヘッズ、My Dinner with Jimi)が手掛け、ブランドの持続可能性と創造性への大胆な追求がビジョン豊かに描かれています。
プロデューサーはDoug DearthとBrett Kerr(Limbo、ホームタウン)、共同プロデューサーはJijo Reed(クレセントシティ、Bosco)、エグゼクティブ・プロデューサーはDean Bloxom(The Last Son、ワンダーランド)とRichard Arlook(Space Oddity、Waiting for Forever)が務めました。この映画は、ハリウッドの最も象徴的な人物の一人であるマーロン・ブランドの才能と繊細さへのオマージュです。
Billy Zaneにとって、マーロン・ブランドを演じることは単なる演技ではなく、ビジョンをしっかりと持ち、それを叶えるための手つかずの楽園を探求することでもありました。彼はこの経験を振り返り、次のように語っています。
「『Waltzing With Brando』は、私に偉大な人物の足跡を辿る機会を与えてくれました。ブランドがテティアロア島に抱いていたビジョンは、単なる夢ではありませんでした。それは反抗的かつ希望に満ちた行為であり、地球と共により良く生きるための設計図でした。もちろん、彼がテティアロア島に魅了されていたことは言うまでもありません。タヒチでの撮影は、その手つかずの美しさ、誇り高く美しい人々、そして素晴らしい遺産に囲まれて、まさに息を呑むような体験でした。この役は単なる模倣ではなく、彼の大胆さ、欠点、そして世界がどうあるべきかについての彼の絶え間ない信念を讃えることでもあるのです。観客が映画を観終わった後、心を動かされ、挑戦を感じ、少しだけブランドの気持ちを味わえたような気分になることを願っています。」
真実の物語を愛する人物として、このプロジェクトの実現をサポートしたDean Bloxomは、次のように語りました。
「これまで人々が見る機会がなかったマーロン・ブランドの一面をこうして見せることができ、とてもうれしく感じています。『Waltzing With Brando』は、テティアロア島を生態学的な楽園として見ていたマーロン・ブランドの大胆なビジョンを描いており、そのメッセージは数十年前と同じように、現代においても通じるものです。この物語を生き生きと描くことは、彼の成し遂げてきた功績をたたえ、タヒチの比類なき美しさと精神を紹介する素晴らしい機会でした。情熱と目的が一致したプロジェクトを見つけることは稀であり、私たちが創り上げたものを非常に誇りに思います。さらに、Dick BaileyとTetiaroa Societyがマーロンの夢を次のレベルに引き上げ、それが今も世界にポジティブな影響を与え続けていることを誇りに思います。」
監督兼脚本家のBill Fishmanは、この物語と舞台となったタヒチとの深い繋がりを称賛し、次のように語りました。
「『Waltzing With Brando』をタヒチで撮影できたことは、物語の実際の舞台となった場所で撮影できるという喜びにあふれていました。この映画は、ブランドの環境問題に対する先見の明ある試みを描いただけではなく、観客を楽しませ、最終的には観る人を魅力的な冒険へと誘います。Billy Zaneの素晴らしい演技を披露できることを誇りに思います。彼の演技は、私たちが再びあの神秘的な天才と時間を共にしているような錯覚を起こしてくれました。」
映画製作段階において数々の困難を乗り越える上で重要な役割果たしたプロデューサーのDoug Dearthは、次のように語りました:
「『Waltzing With Brando』の制作は、その結果だけでなく、創り上げる過程そのものにも意味がありました。タヒチでの撮影は、創造力、決意、そして素晴らしいチームワークを必要としました。しかし、すべての困難は、物語の核心とマーロン・ブランドのビジョンの精神を讃える素晴らしい結果へと結びつきました。この作品が形になるのを見守ることは、私のキャリアの中で最も充実した経験の一つでした。」
FIFOタヒチ フェスティバルディレクターのLaura Théronは、「Waltzing With Brando」の文化的重要性について次のように述べました。https://www.fifotahiti.com/
「この映画はタヒチとそこに暮らす人々へのラブレターです。ブランドのようなビジョンを持った人物と島々に宿る特別な精神との深い繋がりを描いています。『Waltzing With Brando』のような物語は、私たちがどのようにコミュニティを一つにすべきか、また、私たちが築き上げてきたものへの誇りを呼び起こし、フレンチポリネシアのユニークな魅力を祝うべきかを再認識させてくれます。この物語をFIFOで共有できることは光栄であり、特にこの映画を実現させた才能ある方々と共にそれを祝うことができて嬉しいです。」
タヒチ観光局は、島々のユニークな美しさと精神を紹介する映画の重要性を強調し、こうコメントしました。https://www.tahititourisme.com/
「Waltzing With Brandoは、タヒチを単なる観光地として紹介するだけでなく、その精神を伝えてくれるものです。ブランドのテティアロア島に対するビジョンは、私たちの島々を特徴づける人間と自然との調和を反映しています。この映画は、タヒチの持続可能性、文化、そして息を呑むような美しさを世界中の観客に見せてくれるでしょう。私たちの故郷の精神を世界と共に祝うことができることを誇りに思います。」
この映画の制作は、Filmin’ Tahitiをはじめとする地元のパートナーたちのかけがえのないサポートによって実現しました。タヒチという遠隔地での撮影に付き物の物流的な課題を管理したLaurent Jacqueminは次のように語りました。
「このコラボレーションは忘れられない旅でした。『Waltzing With Brando』をタヒチで撮影することは、私たちの島々の自然の美しさを紹介し、私たちが誇りを持って世界中に共有する豊かな文化遺産を際立たせることになります。」
キャストとスタッフの円滑な移動を実現するために重要な役割を果たしたエア タヒチ ヌイは、この制作の意義について振り返りました。アメリカ地域担当副社長のCaroline Borawskiは次のように語りました。
「エア タヒチ ヌイがこの制作に貢献できたことは、本当に光栄なことです。マーロン・ブランドは私たちの島々の歴史に足跡を残しました。彼の存在と成し遂げてきたことは、人々の中に理想的なポリネシアを刻み込み、それは今もなお世界を魅了し続けています。この映画は、新しい世代と共有すべき時代を紹介しており、自然保護が私たちの未来にとって重要かつ基本的な要素であることを訴えかけることでしょう。Mauruuru(ありがとうございます)!」
上映前に、観客の皆さまはBilly Zaneと脚本・監督を務めたBill FishmanとのQ&Aセッションを楽しむことができます。
『Waltzing With Brando』は、今年後半に世界中で公開され、この壮大な物語が持つビジョン、忍耐、そしてタヒチの島々の永遠の美しさを全世界の観客に届けます。
『Waltzing With Brando』の詳細については、www.WaltzingWithBrando.com をご覧ください。また、以下のソーシャルメディアを是非フォローください。
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