エア タヒチとエア タヒチ ヌイがコードシェア提携によるパートナーシップを締結
パペーテ、2025年12月23日
フレンチポリネシアを代表する2つの航空会社であるエア タヒチ ヌイ(国際線運航)と、エア タヒチ（島間路線運航）は、コードシェア契約を締結いたしました。この提携により、タヒチへの旅は、移動がより便利になり、旅程の計画がこれまで以上にスムーズになります。
ボラボラ島およびラロトンガ（クック諸島）への移動がよりスムーズに
本契約は2025年12月22日に締結され、2026年6月2日以降のご予約およびご搭乗分より適用されます。この提携により、エア タヒチ ヌイは、エア タヒチ運航便にエア タヒチ ヌイのコード(TN)を付与できるようになり、日本をはじめ、ヨーロッパやアメリカなどからの国際線と、ボラボラ島またはラロトンガまでのフライトを1枚の航空券で発券できるようになります。
本コードシェアは、まずは以下2路線に適用されます。
-ボラボラ島：1日6便、ATR72型機で運航
-ラロトンガ（クック諸島）：週2便、ATR72型機で運航
なお、エア タヒチ ヌイのすべてのフライトはタヒチアン・ドリームライナーとして知られるボーイング787-9型機で運航されています。
エア タヒチの島間フライトは、ATR72（70席）およびATR42（48席）の機材で運航され、現在はエコノミークラスおよびプレミアムクラスを提供しています。なお、2026年12月からは、オール・ビジネスクラス仕様の機材も導入予定です。
タヒチの島々への旅においての重要な一歩
両社のCEOは次のように述べています。
「今回の合意は、数年前に始まったエア タヒチ ヌイとエア タヒチの緊密な協力関係の新たな一歩を示すものです。」
エア タヒチ ヌイのCEO、Philippe Marieは次のように語っています。
「今回の提携により、お客様は最終目的地まで1枚の航空券で、よりスムーズな旅をお楽しみいただけます。これは、エア タヒチとの共同サービスを強化するための重要な第一歩であり、今後は新たな路線への拡大も予定しています。さらに向上したサービスをお客様にお届けできることを楽しみにしています」
また、エア タヒチのCEO、Edouard Wong Fatは「エア タヒチのフライトが、エア タヒチ ヌイとのコードシェア便として運航されることを大変誇りに思います。この新たなパートナーシップは、両社を結びつける強い絆を、さらに確かなものにしていくでしょう」と述べています。
エア タヒチについて
エア タヒチは、65年以上にわたりフレンチポリネシアにおける島間を結ぶ要航空会社として、タヒチ・ファアア国際空港を拠点に運航しています。
エア タヒチは単なる航空会社ではなく、フレンチポリネシアの歴史に根ざした重要な存在です。伝統を大切にしながら未来を見据え、他にはない旅の体験と、心に残るフレンチポリネシアのおもてなしをお客様に提供し「te natiraa o te mau motu（島々を結ぶ絆）」として、フレンチポリネシアの島々とそこに暮らす人々を世界と繋いでいます。
エア タヒチは、タヒチを構成する5つの諸島全域でサービスを担う、フレンチポリネシアの民間企業です。ネットワークは段階的に拡大し、現在では居住者のいる島の90%以上を、ETOPS認証を受けたATR機で結んでいます。
運航ネットワークは、ヨーロッパや北米に匹敵する広大な地域に広がるフレンチポリネシアの48もの島をカバーし、さらにクック諸島への国際路線も運航しています。フライトの距離は、タヒチ〜モーレア間の15kmから、タヒチ〜マンガレバ（ガンビエ諸島）の1,600kmまで多岐に及び、1,600kmという距離はパリ〜ストックホルム間、あるいはニューヨーク〜マイアミ間に相当します。
この多彩なフライトは、ATR72-600型機10機、ATR42-600型機2機で実現されています。快適性、性能、安全性において最高水準を維持するため、定期的な機材更新も行っています。
また、2017年以降は、世界で初めて、フレンチポリネシアの伝統的なタトゥーに着想を得た文様を施した機体を採用し、機体からも強い文化的アイデンティティを発信しています。地域社会や環境保護活動にも積極的に取り組み、現在は1,600人以上の従業員を擁し、フレンチポリネシア最大の雇用を生み出しています
Air Tahiti, te natiraa o te mau motu （島々を結ぶ絆）
