Michel Bourez -サーフチャンピオン
Michel Bourez
Michel Bourezの名はフレンチポリネシアの誇りといっても過言ではありません。そのパワーと決断力から 「スパルタン 」のニックネームを持つMichelは、プロサーファーであり、2024年パリオリンピックのアンバサダーも務めています。彼はこれまで、チャンピオンシップ・ツアー（CT）の国際大会や世界トップ10を表彰する場で、フレンチポリネシアの国旗を掲げてきました。彼は、美しいオーストラル諸島のルルツ島で生まれ、タヒチの小さな町Mataeiaで育ちました。
Teahupo'oをはじめ、タヒチのあらゆる波を見事に操ることができる彼は、フレンチポリネシアのサーフスポットを熟知しています。フレンチポリネシアのサーファーを代表する存在である彼は、温厚な人柄ゆえに地元の人たちからの信頼を集める人物でもあります。タヒチでは、 Michelは単なる地元の有名人というだけではなく、フレンドリーな魅力で人々を惹きつける人気者なのです。彼は、タヒチを頻繁に訪れるサーフィンの世界チャンピオンたちだけでなく、地元のサーファーたちともサーフィンへの情熱を分かち合っています。
「フレンチポリネシアは僕のすべてです。私を育ててくれた場所であり、私のホームであり私の家族です。」とMichelは語ります。
Michel Bourezは、彼の価値観、生き方、そして幼少期から暮らしてきた環境により天職を手に入れたといえるでしょう。彼にとってフレンチポリネシアは、論理的な選択として選んだ場所ではなく、本能が求める場所だったのでしょう。自分のルーツであるフレンチポリネシアの島をこよなく愛する Michel Bourezは、毎日をこの島で過ごし、自然を感じながら、自分だけのフレンチポリネシアを発見するためのアドバイスを与えてくれます。
Teahupo'oの波を見る
サーフィンはフレンチポリネシアを代表するスポーツです。フレンチポリネシアには欠かせないスポーツを見逃さないためにも、サーフィンの中心地Teahupo'oへぜひ足を運んでみてください。
「Teahupo'oの波をサイトでチェックしてみてください。波のコンディションが良ければとてもラッキーです。波から10メートルほど離れたところで大きな波を観察できます。サーファーが海の上で感じる感覚をボートの上から体験できるでしょう。」Teahupo'oでは、サーフィン公式大会の開催期間中やそれ以外でも年間の多くのタイミングで「タクシーボート」やエクスカーションを予約することが可能です。
タヒチでのサーフィン体験
Teahupo'oの波は経験豊富なサーファーのためのものですが、他の多くのスポットではより気軽にサーフィンを楽しむことができます。「地元のサーファーを観察したり、サーフィンやボディボードを楽しむなら、Papara のTaharu'u ビーチが最適でしょう」Michel Bourezはまた、サーフィンにトライしてみたい人へは島の東海岸を勧めています。「子供たちが小さな波で楽しむなら、MahinaのAhonu ビーチがいいでしょう。岩もリーフもない砂浜で、初心者には最適です。」
タヒチでサーフィンをするなら、季節に合わせたサーフトリップ計画を立てることが重要です。南うねり（4月から10月）の時期は西海岸のスポットがサーフィンに適し、それ以外の季節は北うねりのため東海岸にいい波が立ちます。
「フレンチポリネシアにはサーフ道具のレンタルはほとんどありません。自分のサーフボードを持っていくか、初心者の方はサーフスクールに参加することをお勧めします。」
なお、 エア タヒチ ヌイは、サーフボードを無料受託手荷物としてお預かりしています。
パペーテのマーケットを訪れる
Michel Bourezは、フレンチポリネシアの文化にも大変愛着があります。フレンチポリネシアの人々の日常生活を垣間見て、多様な特産品を味わうことは旅の醍醐味です。 「パペーテのマルシェに行って、雰囲気を味わい、Fenua（メイド・イン・フレンチポリネシア）の製品（手工芸品、美術品、食品など）を楽しむことを強くおすすめします。そこにはあらゆるアイテムがあり、フレンチポリネシア文化と簡単に出会うことができるでしょう。」とMichel Bourezはアドバイスします。
もちろん、マーケットだけではありません。島々の味覚を味わう機会は島中にあふれています。「道端では、果物や野菜の露天商に出会うことができます。彼らは、たくさんのおいしい特産品を提供してくれるでしょう。」
Michel Bourezお気に入りの島々
フレンチポリネシアの島々を旅するとき、彼は、静かで原始的な雰囲気や風景が残る場所を好みます。特にツアモツ諸島の環礁は彼のお気に入りの エリアです。「ファカラバ島とティケハウ島はとても美しい島です。そして、景色だけではなくそこに暮らす人々がこの島の魅力をより大きなものにしています。素朴さ、リラックスした生活様式、そして人々の温かさはフレンチポリネシアの魅力を語るうえでとても大切な要素です。」
Michel は、パペーテからわずか35分で到着するタヒチ島の姉妹島、モーレア島でもサーフィンを楽しんでいます。「モーレア島でのサーフィンはタヒチ島でのサーフィンに少し似たところがあります。モーレア島はとても美しい島で、そこでの生活はタヒチ島よりもより素朴なものです。」
