Air Tahiti Nui jardin botanique excursion SMailion

タヒチ島での最高の楽しみ方

タヒチ島には訪れるべき場所や体験するべき伝統がたくさんあります。まずはこちらから 「あなたはタヒチ島で何をしたいですか?」と質問する方がいいかもしれません。 食事よりもショッピングを楽しみたいという方、ハイキングよりもビーチ遊びを選ぶ方、サーフィンよりも博物館を好む方もいるでしょう。タヒチ島に到着する前に、滞在中に役立つ情報や魅力的なアクティビティをここで見つけましょう。 

ご旅行がタヒチ島で行われるイベント「Tere Faa'ati ia Tahiti Nui*」に合う場合は、ぜひイベントに参加してください。伝統的なトラック(以前はローカルバスとして使用されていました)で出発するツアーでは、 タヒチの音楽や歌、美しい花々、伝統的なタヒチ料理を、フレンドリーな人々と一緒に楽しむことができます。明るく活気に満ちたお祭りを是非ご体験ください。

* タヒチ語でNuiは大きい、Itiは小さい、Tahiti itiはタヒチ島の小さい方の半島を指します。

おすすめツアー

タヒチ島を一周する道路は75マイル、それに加え、半島を横切る約18マイルの道路があります。寄り道をしなければ、3時間ほどで島を一周することができますが、島のいたるところに立ち寄る価値のある博物館や公園、ハイキングコース、ビーチなどの魅力的な場所が存在しています。

Air Tahiti Nui vue Moorea SMailion

北から南へ

皆様が到着するタヒチ・ファアア国際空港はラグーンと山の間に位置します。

島の北西に位置するファアア地区からは、モーレア島に沈む神秘的な夕陽を眺めることができます。タヒチ人の古くからの信仰では、故人の精霊はタタア(Tata’a )地点(インターコンチネンタルホテルの隣)から聖なるライアテア島に飛ぶと伝えられています。水中では、モーレア島略奪を阻止したパイの戦士の痕跡を見ることができます。

Air Tahiti Nui Musée de Tahiti et ses îles SMailion

西の湾岸線とビーチ

プナアウイア(Punaauia)はタヒチ島で一番人口が多いエリアです。プナアウイアエリアの海岸線は、15キロにわたり透き通ったラグーンが続いています。バイアヴァビーチ(Vaiava)はぜひ訪れていただきたいパブリックビーチです。モーレア島の美しい景色を眺めながらハイキングを楽しみたい方には、ミリの谷から始まるマラウ山がお勧めです。

プナアウイアの谷や丘には1900年代に何百本ものオレンジの木が植えられました。 ここでは、毎年7月に、果物の収穫を祝うスポーツの祭典や食の祭典が開催されます。

ポワント・デ・ペシュール(Pointe des Pêcheurs)にある「タヒチ博物館」もおすすめです。1816年、キリスト教に改宗したばかりのポマーレ2世の軍が異教の軍隊に勝利した「フェイ・ピーの戦い」はこの場所で行われました。歴史的な場所に建つこの博物館は、大規模な改装工事を経て2022年に再オープンしました。フレンチポリネシアの歴史と遺産について深く学ぶことができることから人気を博しています。

パエア(Paea)に到着したら、アラフラフのマラエに向かう小さな道を進んでください。70年前に改装されたこのマラエ(マラエはタヒチ語で古代祭祀場の意味)は、モーレア島にあるオプノフのマラエや、同じく神聖な場所として知られユネスコ世界遺産にも登録されているライアテア島のタプタプアテアのように、ここが古代フレンチポリネシアの文化の中心地であったことを感じさせてくれるでしょう。

Air Tahiti Nui Taharuu surf SMailion

沿岸部分の広大な平野

南部のマヒナ(Mahina)からプナアウイア(Punaauia)まで続く都市部とは対照的に、パエア(Paea)、特にパパラ(Papara)から先はタヒチの人々が「農村地域」と呼ぶエリアに入ります。 農村地域は、伝統的で静かな暮らしを営む家族が多いエリアです。 以前アティマオノ農園(Atimaono plantation)があった場所には1970年に美しいゴルフ場が設立され、タヒチの人々に愛されています。

さらに南に下った場所にあるマラア洞窟(Mara’a caves)は必見スポットです。この洞窟は波により自然に削られた岩が作り出したもので、透明で美しい水が洞窟の内部を満たしています。洞窟の天井は熱帯のシダで覆われ、3つのうち、一番大きい洞窟は目が錯覚を起こしているのかと思うほどの神秘的な美しさを放ちます。また、パパラの手前には、黒い砂浜とサーフィンスポットで有名なタハルウ(Taharu’u)があります。 

Air Tahiti Nui Botanical garden SMailion

田舎エリアと伝統を感じられるエリア

パペアリ(Papeari)とマタイエア(Mataiea)は、タヒチ島のコミュニティエリア「テバ・イ・ウタ(Teva i Uta)」を構成する民族の一部です。このエリアは、かつてはタヒチ島で最も有力な指導者の王国でした。 プレア女王は、このエリアで1767年にタヒチ島に到着したサミュエル・ウォリスを迎えました。 

このコミュニティエリアには3つの素晴らしい文化遺産があります。美しい散歩を楽しめるヴァイパヒガーデン(Vaipahi water gardens)、2013年まで有名な芸術家の複製を展示していたゴーギャン美術館(2024年にポール・ゴーギャンの専用展示スペースを公開するために全面改装中)、今から100年前に熱帯植物愛好家のアメリカ人、ハリソン・スミスによって作られた世界中の熱帯植物を集めた植物園、これらの3つの文化遺産は訪れる価値のある場所です。

Air Tahiti Nui cascades SMailion

滝が楽しめる海岸線

道沿いからは半島の垂直に伸びた山麓を見渡すことができます。タヒチ島を構成する2つの半島のうち、小さな方の半島「タヒチ・イチ(Tahiti Iti)」に到着です。

この半島はチョーポー(Teahupo’o)という世界的に有名なサーフスポットを有しています。ここでは、2024年にパリオリンピックのサーフィン競技が開催される予定です。

また、南部や高原には、素晴らしいハイキングコースがいくつもあります。

毎年、徐々に発展を遂げているタラバオエリア(Taravao)を過ぎて東海岸に向かうと、人が少ない海岸部が現れます。そこには風が強く、ラグーンのないワイルドな海岸線が広がっています。 

この海岸線には滝が多く、美しいハイキングコースがたくさんあります。また、ファアオネ(Faaone)のヴァイヒ(Vaihi)やヒティアオテ・ラン(昇る太陽の意味)などのコミュニティがあり、1768年にフランスの探検家ブーゲンビルが訪れた際には、このエリアの指導者と面会したと記録されています。 さらに北に行くと、自然が作り出したアラホホ(Arahoho)の潮吹き穴があります。ここでは、海からの波が道路の下に押し寄せており、まるでうなり声を上げながらドラゴンがしぶきをあげているような、迫力ある景色をご覧いただけます。

Air Tahiti Nui randonnée SMailion

渓谷

島の北端にあるパペノオ渓谷(Papeno’o valley)は、タヒチで最も美しい史跡のひとつで、サーフィンスポットとしても有名です。“パペノオ”とはカルデラまで続く渓谷の名前です。 ここには、タヒチ島最大の水力発電ダムもあります。

パペノオを過ぎると、市街地に近づきます。マヒナ(Mahina)の町にあるポイントヴィーナス(Pointe Vénus)は、灯台があることで知られる、島で最も美しいビーチのひとつです。 

かの有名なキャプテン・クックは最初にタヒチを訪れた際、ここに滞在し、トゥパイア大祭司と面会したと記録されています。エア タヒチ ヌイの機体登録コードは、彼の名がもとになっているものもあります。 トゥパイアは海と星座についての知識を乗組員と共有し、その後クック一行はその知識をもとにアオテアロアAotearoa(現在のニュージーランド)まで航海しました。

Air Tahiti Nui vue aérienne Papeete SMailion

アーバンゾーン

アルエ(Arue)に行く前にタハラの展望台(Tahara’s viewpoint)に立ち寄ると、東海岸とモーレア島の素晴らしいパノラマが楽しめます。 ここから先は、海岸線が見えにくいエリアになるので、しばらく山側の景色を楽しみましょう。

まずはジェームズ・ノーマン・ホール博物館をご紹介します。 この名前は聞き覚えがないかもしれませんが、1792年に彼が書いた史実に基づいた小説「バウンティ号の反乱」をご存知の方は多いかもしれません。

山側にあるアルエのユニークな市庁舎は、以前は「サントンジュ・ドメイン」と呼ばれていたコロニアル様式の建造物です。 ピラエ(Pirae)が近くなると海岸がどんどん広がってきます。アルエのヨットクラブは、レストラン、バー、釣り堀、マリーナなど多くの施設を備えています。

ピラエエリア

ピラエのコミュニティの中で、非常に重厚な柱で建てられた市庁舎が独特の存在感を放っています。このエリアは、ハムタ渓谷(Hamuta valley)への入り口でもあり、 ここからパレPare(歴史地区)へのハイキングコースにアクセスできます(有料)。パレはベルヴェデールロード(Belvedere Road)やタヒチで3番目に高い山、アオライ山(Mount Aorai)に通じる歴史的に重要な場所です。(アオライ山は2066メートル。タヒチ島で最も高いオレヘナ山(Mount Orehena)は2241メートルです)

Air Tahiti Nui Mairie de Papeete Jeong-H

パペーテ

フレンチポリネシアの行政、政治、経済の中心地である首都パペーテは、大統領官邸、議会、官邸などの多くの建物があり、ポマーレ4世女王通り沿いの海辺を中心とした魅力的な町です。 このエリアでは、わくわくするような楽しいものに多く出会えるでしょう。

  • 南西エリア ロバート・ワン・パール博物館からラグーン沿いを歩き、パオファイ庭園(Paofai Gardens)を通り抜けるエリア。
  • 北東エリア モーレア島への往復フェリーが毎日運航している旅客ターミナルがあり、週末にはソシエテ諸島へのフェリーも運航します。
  • この2つのエリアの間には、タヒチ観光局、市庁舎、市場、大聖堂、議会から公園まで、すべての重要なランドマークがあります。その他、多くのレストラン、バー、ショップ、銀行、郵便局などがあります。

島を1周してタヒチ・ファアア国際空港に戻ってきました。 意外な発見も多いタヒチ島観光だったのではないでしょうか?もちろん、タヒチ島以外の多くの島でも、同じような楽しい発見があふれています。ぜひ、広大な176万平方マイルの海に浮かぶ118の美しい島々に思いを馳せてください。

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