Alberto Vivian -ファッションデザイナー
Alberto Vivian
世界のファッション中心地であるイタリア・ミラノに生まれたAlberto Vivianは、30年以上前にフレンチポリネシアに魅せられ、その後タヒチ島に移住しました。タヒチ島に移住した後もファッションデザイナーとしてのキャリアを追求し続ける彼は、フレンチポリネシアにインスパイアされたコレクションを発表し、タヒチ島最大のファッションイベントであるタヒチ・ファッション・ウィークのオーガナイザーを務めています。
もともとは建築家として活躍していたAlbertoでしたが、ファッションに対して情熱を持つようになり、自身のキャリアをファッション業界へと転向しました。その後、彼はイタリアの大手ブランドでスタイリストとして活躍し、仕事のために世界中を旅するようになります。バカンスを過ごす際はモルディブに赴くことが多かった彼ですが、ある時、フレンチポリネシアのモーレア島でバカンスを過ごす機会に恵まれ、彼はモーレア島に一目ぼれをしました。そして、この旅が彼の転機となり、彼の人生は大きく変わっていきます。
「モーレア島に到着した瞬間、私はフレンチポリネシアに恋をしました。色、香り、そこにいる人々。生活のあらゆる瞬間、そしてこの場所には私をインスパイアする何かがあるのです。」とAlbertoは話します。
Alberto Vivianの日常生活、そしてフレンチポリネシアでの冒険から得た芸術的な視点は、フレンチポリネシアを最高の方法で楽しむためのヒントが満載です。
モーレア島の魅力に迫る
モーレア島はタヒチ島の姉妹島で、パペーテ港からフェリーで約35分のところに位置します。Alberto Vivianにとってそうだったように、フレンチポリネシアを訪れる多くの人にとって、モーレア島は旅行の最初に訪れる島であることが多い場所です。ここは、旅のスタートにパーフェクトな、夢のような島です。
Albertoを最初に魅了したのは、モーレア島のよどみのない空気と島全体に流れる心地よい雰囲気でした。「モーレア島は、人々の素朴さ、優しさが本当に素晴らしい島です。」Temaeビーチは、その美しさと色彩できっと皆さまを驚かせることでしょう。モーレア島のすべてが、この情熱的なアーティストのインスピレーションの源となっています。 「ここでは、人々はいつも笑顔で、幸せそうで、花や自然に囲まれて暮らしています。フレンチポリネシアでは、木や、マザーオブパール、タヒチアンパールなど多くの自然が、色や素材に関する多くのインスピレーションを与えてくれます。」
モーレア島での滞在先として、Albertoはプール付きの豪華なポリネシアン・ゲストハウス、Villa Ginetteをお勧めしています。
島の静けさを楽しむ
バケーションのスケジュールを綿密に立てる必要はありません。Albertoにとって、スケジュールに縛られたバケーションはタヒチの島々を楽しむ正しい方法ではないのです。 「フレンチポリネシアに到着したら、細かくスケジュールを立てる必要はありません。スケジュールを決めないバケーションは素晴らしい時間です。全てを計画することなく、ただ島に来て、島を発見し、流れに身を任せてください。」
リラックスしたストレスのないライフスタイルはフレンチポリネシアの人々のマインドを象徴するものです。このライフスタイルとマインドを、Albertoは仕事だけでなく日常生活にも取り入れています。 「ここでは物事がとてもシンプルで、すべての事柄は形式や構造に捉われていません。真のフレンチポリネシアを体験するには、風や出会う人々に身を任せることです。」どこにいても、自然はあなたに多くの不思議を提供し、文化的な発見はフレンチポリネシアの冒険を彩ってくれます。Albertoが30年以上そうしてきたように、目と心を開いて島々を楽しんでください。一生に一度の冒険が皆さまをお待ちしています。
フレンチポリネシアでのショッピングを楽しむ
タヒチの島々への旅は、フレンチポリネシアのカラフルな風景をお土産にする絶好の機会です。お土産に最適なのは、パレオやタヒチアンシャツ、ビーチサンダル(Tahitian Mooveで売られているFenua-メイド・イン・フレンチポリネシア-のもの)です。また、タヒチの伝統的なドレスを現代風にデザインしたやPurotuもおすすめです。もちろん、貝殻やタヒチアンパールのジュエリーも素敵です。
ポリネシアンショッピングをしていると、常に島の素材や色にインスパイアされた地元デザイナーの才能を発見することができます。
- パペーテのマルシェにあるFauura Creationsでは、マザーオブパールと貝殻を使った美しい作品を見ることができます
-タヒチ島の半島にあるMareva Orbeckでは、貝殻を使った美しいジュエリーやサンゴで作ったランプを販売しています。
- Hiro Owenはマザーオブパールで素晴らしい作品を作り上げています。
タヒチ島を探索する
多くの人にとって、タヒチ島は他のフレンチポリネシアの島々へ行く途中の通過点にしか過ぎません。しかし、モーレア島、ボラボラ島、ランギロア島へ出発する前に、Alberto Vivianはフレンチポリネシアの主要な島であるタヒチ島を楽しむことを提案しています。
「他の島々について語る人々は多いのですが、タヒチ島について語る人は残念ながら多くありません。しかし、タヒチ島は素晴らしい島です。タヒチ最大の島で、ここには多くの史跡やハイキングコース、ビーチ、ショッピングスポットがあります。パペーテの町や島のあちこちでショッピングや食事を楽しむこともできます。また、渓谷を散歩したり、あまり知られていない人の少ないビーチを楽しんだり、滝を見たりすることもできます。」
Albertoは歩きながらタヒチ島を楽しむのがお気に入りで、様々な場所で散歩をすることを満喫しています。 「Tiarei ビーチや、橋を渡って何時間も散歩を楽しめるTeahupo'oがお気に入りです。PaeaにはMara'a 洞窟がありとても美しいですし、Papeari には植物園があります。そこにいると野生のジャングルの中にいるような気分になることができます。」
最後に、タヒチ島での食事に関しては、彼のお気に入りはサーファーに人気の高いTaharu'u ビーチにあります。 「海辺にある小さなスナックバーは、フレンチポリネシアの雰囲気に溢れています。波を目の前に見ることができる最高の雰囲気です。サンセットをここで楽しむことをお勧めします。 フレンチポリネシアで最も美しい風景の1つはこの海辺だと言っても過言ではないでしょう。」
タヒチ・ファッション・ウィークに参加する
タヒチ・ファッション・ウィークを抜きにして、フレンチポリネシアのファッションを語ることはできません。タヒチ・ファッション・ウィークは、Alberto Vivianによって企画・運営され、ここでは色彩豊かなファッションショーを見ることができます。このイベントでは、タヒチアンパールやマザーオブパールだけでなく、天然のタパ繊維やパレオ、さらには地元の工芸品にインスパイアされた織物など、フレンチポリネシアの代表的な製品や素材を数多く取り入れたファッションを見ることができます。フレンチポリネシアの文化とノウハウは、常に、地元デザイナーにユニークで美しい作品を生み出すインスピレーションを与えています。
タヒチ・ファッション・ウィークは、通常、6月に3日間開催されます。この期間にフレンチポリネシアを旅行する予定があるなら、ファッションショーの座席を予約することをお勧めします。