Ravahere Silloux ミス・タヒチ2023 Leïana Faugeratミス・タヒチ協会委員長
Ravahere Silloux et Leïana Faugerat
ミス・タヒチはフレンチポリネシアの美の大使であり、島々の価値観を体現する人物です。2023年6月、Ravahere Sillouxはフレンチポリネシアで非常に人気のあるミス・タヒチ第62回大会で優勝し、ミス・タヒチの称号を手にしました。デジタルマーケティングを大学で学んでいる彼女は、この経験は彼女にとって挑戦であると同時に、人間的な冒険であると考えています。自分のルーツに誇りを持つこの若い女性は今、フレンチポリネシアの温かさと純粋さを世界中に広めるために奮闘しています。
今回は、2009年からミス・タヒチ協会の委員長を務めるLeïana Faugeratが彼女と共に皆さまをガイドします。Leïana は毎年、フレンチポリネシアで美の女王の座を競う候補者たちと仕事をし、ミス・タヒチがミス・フランス選抜に出場するまで同行します。なお、彼女の母 Moea Amiotは1975年のミス・タヒチを務めた人物です。
Leïanaと Ravahereにとって、フレンチポリネシアは本当の意味での「地上の楽園」です。島を代表する2人の大使は、この協会を通して自分たちの文化とフェヌア(島々)を世界に広めることを誇りに思っています。
「フレンチポリネシアは、その美しい景観だけでなく、何よりもまず、ホスピタリティと愛にあふれた場所です。」Leïana Faugerat
「島に暮らす人々こそ、この島の真の美しさといえるでしょう。」Ravahere Silloux
楽園へのユニークな旅で、タヒチの島々の真の美しさを発見してください。Leïana FaugeratとRavahere Sillouxが、文化と愛に溢れた真のフレンチポリネシアを探求する旅にお連れします。
地元の人々に出会う
2人のビューティーアンバサダーにとって、フレンチポリネシアへの旅を心から楽しむ最善の方法は、島の人たちの目を通して物事を体験することです。Leïana はこう語ります。
「大切なのは内面の美しさ、人々の真の美しさです。」
島々に息づく真の精神と美しさを発見するには、島の人々に会う必要があるのです。Ravahere Sillouxはこう付け加えます。 「フレンチポリネシアに到着すると、いつもそこにいる人々の優しさとその温かい歓迎に驚かされます。フレンチポリネシアを訪れる人の多くは、私と同じ驚きを感じるはずです。私がミス・タヒチとして海外にいるときに強調したいのは、このポリネシアの温かな光なのです。」
彼女はまた、こうアドバイスしています。「島の本物の温かさを知るには、ホテルよりも地元の人の家に泊まることをお勧めします。 ゲストハウスに泊まることも検討してみてはいかがでしょうか。」
フレンチポリネシア文化を発見する
タヒチの島々での生活において、文化は非常に重要な要素です。フレンチポリネシアの精神を理解するには、文化を探求する必要があります。文化に親しむことで、代々伝わる魂や、フレンチポリネシアの人々の強さ、謎に包まれた祖先の持つパワーといった「マナ(魂)」を感じるチャンスが訪れます。歌や踊り、祖父母や先祖から受け継いだもの、モノイの調理法など、手作りのものすべてからそれを感じることができるでしょう。これは、フレンチポリネシアに足を踏み入れて初めて感じられる感覚なのです。」
RavahereとLeïanaはフレンチポリネシア文化を知るためにArioi文化センターを訪ねることを勧めています。 「このチームは文化に対してとても情熱的で、あらゆる知識を共有してくれます。例えば、タパ(樹皮の布)作りのワークショップやダンス教室、地元の楽器に親しむ機会など、フレンチポリネシア文化に触れるには最高の場所です。」
Leïanaはまた、タヒチのあらゆる島々にある博物館を訪れることもおすすめしています。「そこでは、私たちの祖先であるフレンチポリネシア人について、そして私たちがどこから来たのかについて多くを学ぶことができます。」
伝統的なカヌーについて学ぶ
他では体験できないユニークなアクティビティです。楽しみながら文化を学ぶ移動手段として、伝統的なカヌーのセーリングアドベンチャーに挑戦してみましょう。古代のフレンチポリネシア人が太平洋を横断するために使ったこの伝統的な交通手段を今再び体験することができます。Ravahereはこのアクティビティが大のお気に入りです。「モアナ・エクスプローラー号は、ミス・タヒチの選考の際、私たちが体験したアクティビティです。私たちは海洋民族ですから、昔の航海の様子を知ることは観光客の皆さまにとっても非常に興味深いことだと思います。」
フレンチポリネシアの美の秘訣とアクセサリー
ご覧のとおり、フレンチポリネシアの美はナチュラルでシンプル。 LeïanaとRavahereは、オーガニックのヴァージンココナッツオイルを使った美容法を皆さまにシェアします。
「ヴァージンココナッツオイルで髪にパックをします。低い温度でオイルが少し固まっていると、しっかりとパックできるので、より良いでしょう。パックをした後はよくすすぐだけの簡単ケアです。」なお、肌への美容法は、保湿と少しの日光浴が彼女たちの美容ルーティンです。
また、ファッションにフレンチポリネシアンテイストを加えることも、島の美しさを取り入れる素晴らしい方法です。パペーテのマルシェや手工芸品フェアには、たくさんの美しいものがあります。Ravahereはこう話します。 「パペーテの職人たちはとても才能があり、パペーテのマルシェはお土産を買うのに欠かせない場所です。また、タヒチアンパールを購入して、ネックレスとして身に着けることもお勧めします。そうすれば、タヒチの思い出をいつでも持ち歩き、タヒチの人々のことを思い出してもらえるでしょうから。」
フレンチポリネシアでの結婚式 や バウ・リニューアル・セレモニー
ロマンチックな結婚式を計画中なら、世界で最もロマンチックな場所のひとつ、ボラボラ島でふたりの愛を祝うチャンスです。Leïanaもボラボラ島で結婚式を挙げた一人です。「島で結婚式を挙げたいなら、ウェディングプランナーがいるホテルにコンタクトをすることをお勧めします。私が結婚式を挙げた時には、ホテルのウェディングプランナーがすべてを手配してくれましたし、挙式はホテルのモツ(小島)で行われました。」ボラボラ島やモーレア島などの島では、高級ホテルがバウ・リニューアル・セレモニーにも応用できるウェディング・プランニング・サービスを提供しています。
ココナッツミルクを一日中楽しむ
フレンチポリネシアでは、ココナッツミルクは料理やデザートに幅広く使われます。RavahereとLeïanaは、生魚とココナッツミルクをあえた島の伝統料理「ポワソンクリュ」や、タロイモやウル、サツマイモなどの地元野菜とココナッツミルクを合わせて楽しむ「チキンファファ」を試してみることをおすすめしています。
Ravahereは彼女オリジナルのお気に入りスナックも教えてくれました。「マルシェのマペ(タヒチ産の栗)が大好き。ココナッツミルクと一緒にすりおろすと、本当においしいんです。」
フレンチポリネシアらしい経験として、こんなアドバイスもしてくれました。「もし機会があれば、自分でココナッツミルクを作ってみてください。とても楽しいですよ。」
島の素敵なレストランを楽しむ
フレンチポリネシアの島々には、多彩な味覚を楽しめる素晴らしいレストランがたくさんあります。例えば、Leïana はライアテアのFish & Blueレストランをおすすめしています。「白砂のビーチにある、ユニークで非日常的な雰囲気のレストランです。Pontoonボートでハッピーアワーを楽しんだ後は、ビーチで食事ができます。とても美味しくて、本当に美しいレストランです。」
また、パペーテの Vahinerii Tea Houseも素晴らしいお店です。 「ここは母のサロン・ド・テで、過去のミス・タヒチ全員の写真が展示されています。毎朝早く新鮮な魚が運ばれてくるので、ココナッツミルクをかけた生魚や新鮮な刺身を食べることができます。」
RavahereはPunaauiaのVaipoopoo公園に行くことを勧めます。「小さなルロット(屋台トラック)がたくさんあって、そこでいろんな料理を食べたり、夕暮れ時にドリンクを飲んだりすることができる素晴らしい場所です。」彼女はまた、パペーテのマルシェに行った際のおススメも教えてくれました。「タヒチ流の朝ごはんを楽しむなら、Café Maevaがおすすめです。おいしいのはもちろん、マルシェの雰囲気を存分に楽しむことができます。」