Teaniva Dinard ミスター・タヒチ2022 Yamila Apiu ミスター・タヒチ委員会役員
Teaniva Dinard
Teaniva Dinardは、ミスター・タヒチ2022選考会でスポットライトを浴び、フレンチポリネシアン・ビューティー・アンバサダーのタイトルを獲得しました。このタイトルを獲得したことによって、彼は自分自身について多くのことを学び、愛する文化についてもさらに理解を深めることとなりました。Teanivaは、タトゥー・アーティストとして、毎日フレンチポリネシア文化へ情熱を注いでいます。彼は現在、パペーテの中心部にあるタトゥースタジオ「Tatau Legacy」で先祖代々受け継いできたタトゥーアートの腕を磨いています。
タヒチの島々について語るため、Teaniva Dinardはミスター・タヒチ委員会の役員であるYamila Apiuと共にこのアンバサダープロジェクトに参加しました。Yamilaはミスター・タヒチ委員会の役員兼法律コンサルタントで、タヒチを愛し、島の文化に情熱を注いでいます。また、彼はミスター・タヒチ委員会のオーナーであるSteeve Liuとさまざまなプロジェクトにおいてコラボレーションしています。
毎年、Yamilaとミスター・タヒチ委員会は、ミスター・タヒチの選考において、単にルックスだけではなくフレンチポリネシアの持つ真の美しさに焦点を当てて選考するよう努力しています。真の美しさとは、考え方や価値観、そして豊かな文化とも密接にかかわるものなのです。
「ミスター・タヒチとしての立場を得るとともに、私は自分自身とそのルーツについて多くを学びました。タヒチには素晴らしい文化があります。それを人々と分かち合い、再発見できるのは幸運なことです。」とTeanivaは語ります。
Yamilaはまた「フレンチポリネシアに暮らす民族は、伝統と膨大な文化遺産を有しています。」 とコメントしています。
2人は、タヒチの文化や人々、そして島々を美しいものにしているたくさんの要素へ愛を持ち、ポリネシアの魅力を人々と分かち合っています。ミスター・タヒチ2022のTeaniva Dinard と ミスター・タヒチ委員会役員のYamila Apiuとともに、フレンチポリネシアの冒険に出かけましょう。
タヒチ島の美しい渓谷を訪れる
フレンチポリネシアのラグーンは、島々の壮大な渓谷よりも注目を集める存在ではありますが、渓谷もまた、ラグーンに負けない魅力を放ちます。故郷であるタヒチ島の山と渓谷に深い愛情を持つTeaniva と Yamilaは、山と渓谷を愛するがゆえに、ハイキングを体験することを強くすすめています。 「タヒチ島では、Papeno'o渓谷のMarotoに行くのが大のお気に入りです。そこは物語と伝説に満ちた場所です。」この渓谷の素晴らしい物語を知るために、彼らはこのハイキングコースを楽しむ際には植物や神話について詳しく知る専門ガイドOlivier Teuai Lenoir(Iaorana Tahiti Expéditions)に同行してもらうことを推薦しています。
Yamilaのお気に入りの谷はHamutaです。 「パペーテとPiraeの間にあり、そこにはTupuhaea マラエ(古代の祭祀場)があります。美しい谷には美しいマラエがあり、そして、美しい物語があります。マラエの持ち主は快く案内してくれますし、地元の伝説を親切に説明してくれます。」
大自然の中で冒険を楽しむ
フレンチポリネシアは、大自然の中でパワーを充電できる世界でも有数の旅先です。都会の喧騒から遠く離れた島々には、冒険心が目覚める空間がエンドレスに広がっています。
Yamila は、タヒチ半島 のFenua 'Aihereと呼ばれるエリアが特にお気に入りです。道路はTeahupo'oで終わっており、人々の影響がほとんどない手つかずの自然空間がそこには広がっています。「ここでは、完全に自然の中に身を置くことができます。壮大でありのままの自然が保たれています。海岸沿いを歩くというシンプルな楽しさを再発見しました。」
他の多くの島々でも自然に浸ることができます。たとえば、Teanivaは、マルケサス諸島の野生のスピリットを高く評価しています。「冒険をしたい人には、ハイキングや乗馬ができるマルケサス諸島も魅力的です。」Teanivaが特に勧めるのは、Nuku Hivaの Anaho湾です。「そこには、ハイキングかボートでしか辿り着けません。ヨットも家も少なく、景色も文句なしに素晴らしい場所です。」
フレンチポリネシアン・タトゥーの素晴らしさを発見する
Teaniva Dinardは才能あるタトゥーアーティストです。2023年、彼はパペーテ市役所前に彼の最初のタトゥーショップ「Tatau Legacy」をオープンしました。
フレンチポリネシアン・タトゥーに興味があるなら、Teanivaのアドバイスは、正しい情報源を見極めることです。 「まず、インターネット検索を信用しすぎないでください。インターネット上の画像のほとんどは、フレンチポリネシア人が作ったものではないタトゥーや模様で、そこには先祖伝来のストーリーはありません。」
タトゥー(タヒチ語でtatau)は、その模様に意味と価値の両方を持つ伝統芸術です。Teanivaはよくこういう経験をしています。「人生のある時点においての経験や感情をタトゥーで刻みたいという人によく出会います。タトゥーのおかげで自分の体を受け入れられるようになったというお客さんからのフィードバックもたくさんあります。タトゥーの捉え方は人それぞれですが、私たちにとってはタトゥーとはファッション的な要素をはるかに超えた概念を持っています。大切なのは、そのタトゥーの背景にある意味なのです。」
フレンチポリネシアでタトゥーを入れることを考えている人たちに、Teanivaはこう提案します。
- 専門家と直接連絡を取り、タトゥーアーティストと話をして、模様の正しい意味を知ること。
- 特にハイシーズンは、1ヶ月前に予約することをおすすめします。
- タトゥー後の回復をサポートしてくれるタマヌオイルをフレンチポリネシアで購入しましょう。
フレンチポリネシア文化のすべてを楽しむ
フレンチポリネシアの文化遺産は膨大です。旅行中、フレンチポリネシアのあらゆる島の芸術や伝統文化を発見することができます。
文化体験の方法は人それぞれです。Yamilaはこう語ります。「フレンチポリネシアの大きな宝物は人々です。文化とは人々の考え方であり、私たちは皆、毎日それを体験しています。常に進化し続ける社会の中で、伝統と忍耐が混在しているのです。」タトゥーに加え、Teaniva はオリ・タヒチ(タヒチアンダンス)のダンサーとしても活動しており、様々な方法で伝統芸能を探求しています。「タトゥーアーティストとしての仕事を通して、ほぼ毎日、フレンチポリネシア文化を体験しています。同時に、伝統楽器のような他の方法にもチャレンジし、文化により近づこうとしています。」
文化体験をするには、1年のさまざまな時期に開催されるお祭りを是非活用してください。Heiva、Orange Festival、Hura Tapairu、Hawaiki nui va'a、観光フェアや工芸品フェアなど・選択肢は無限です。Yamilaが言うように「ここでは一年中毎日がフレンチポリネシア文化の祭典」なのです。
Fenua(メイド・イン・フレンチポリネシア)のあらゆる味覚を楽しむ
フレンチポリネシアには、美味しい味覚も豊富です。魚、果物、塊茎、ハチミツ、バニラなど、素晴らしい食材を使った美味しい料理があなたを待っています。
Yamilaは、ホテルでのポリネシアンブランチ、地元のゲストハウスでの食事、ランチタイムのma'a Tahitiが含まれたツアーなどをおすすめしています。典型的なフレンチポリネシアンランチでは、島々の味覚をすべて味わうことができます。
彼女はまた、VairaoにあるLa Plage de Mauiのようなレストランで本場の味を発見することもすすめています。「ここはビーチに面したレストランで、裸足で砂浜を歩くことができます。シンプルで、とても居心地がいい空間です。」
一方、Teaniva はPapeariのVaimaの泉に面した O Tumu Mape roulotte(屋台)を勧めています。また、「もし可能なら、出張シェフによる 「Comme au Resto 」を試してみてほしい。」とも話します。「彼らは若いフレンチポリネシアの夫婦で、自分たちで栽培した地元の食材を基本にビジネスを立ち上げることにしました。温かなサービスはもちろん、フレンチポリネシアの言葉を話しながら彼らが作り上げる料理には、真の優しさがあふれています。」