Mehdi Gabrillargues - プロサイクリスト
Mehdi Gabrillargues
幼少期からスポーツに熱中し、18歳の頃から世界中の自転車競技大会で常連となったMehdi Gabrillarguesは、リラックスしたライフスタイルを求めてフレンチポリネシアに移住しました。クラシックバイクのチャンピオンとしてキャリアを積んだ彼は、2016年、フレンチポリネシアにおける電動アシスト自転車(EAB)分野のパイオニアとなりフレンチポリネシア初のE-bikeストアをオープンしました。
フレンチポリネシアでの電動アシストマウンテンバイクの人気は非常に高く、彼はこれまでに6店舗をオープンしています。また、E-bikeツアーを提供したいサービス・プロバイダーをサポートするため、彼はフレンチポリネシアでE-bikeトレーナーとしても活躍しています。E-bikeはタヒチの島々の魅力発見するための新しい方法です。E-bikeはレンタルでも、ガイド付きツアーでも利用することが可能です。E-bikeは美しいフレンチポリネシアの風景を楽しみながら、環境に優しく移動する効率的な方法です。
タヒチ島で20年以上を過ごしてきたMehdi Gabrillarguesは、多くのプロジェクトについて思いを馳せながら、探検する島々への情熱を持ち続けています。
「タヒチ島に来てからというもの、いまだにバカンスにいるような気分です。本当に素晴らしい場所です。」とMehdiは語ります。
スポーツ好きの方も、ユニークな滞在を体験するために電動バイクを試してみたい方も、スポーツマンや探検家、情熱家になったつもりでタヒチの島々を発見してください。 Mehdiが、彼自身が情熱を捧げるマウンテンバイクを通してフレンチポリネシアの魅力を案内します。
電動アシスト自転車(EAB)でフレンチポリネシアを探検しよう
EABはフレンチポリネシアの山がちな島々(ソシエテ諸島、オーストラル諸島、マルケサス諸島)を訪れるのに最適な方法のひとつだとMehdi Gabrillargueは考えています。「これらの島々では、海だけでなく山を訪れることも重要です。そうした時に電動アシスト自転車は理想的な乗り物です。家族それぞれに適したアシスト・モードがあるので家族と一緒に楽しむことも可能です。普段から自転車に乗る人も、そうでない人も、一緒に楽しむことができます。」一人ひとりの体力に応じて調整可能なこのアシストシステムのおかげで、誰一人取り残される心配はありません。友だちや家族と一緒に、タヒチの最も美しいサイクリングコースを探検しましょう。
1日、1週間、または1ヶ月という長期間レンタサイクルをしたり、ガイド付きツアーを予約して、タヒチ島やモーレア島、その他多くの島々を発見してみましょう。 E-bikeは16の島(ライアテア島、ルルツ島、フアヒネ島など)に店舗を構え、レンタサイクルやガイドツアーを提供しています。
「タヒチ島やモーレア島にはたくさんの楽しみがあります。タヒチ島は、ツアーの最後にレストランで食事ができるBelvedereや、よりテクニカルなライディングができるLa Missionや半島部分、Vaipahiなどがおすすめです。モーレア島では、島を一周するサイクリングが人気で、パイナップル・ルートや、クモの巣のような形をした大きくアクセスしやすいX-Terraコンペティション・トレイルなどが楽しめます。」
マルケサス諸島でユニークなスポーツ体験を
「フレンチポリネシアにはサイクリングに適した場所がたくさんありますが、一番のおすすめはマルケサス諸島のヌクヒバ(Nuku Hiva)です。」 タヒチ島とモーレア島に続いて、Mehdiの遊び場はマルケサス諸島まで広がります。印象的な断崖、黒砂や白砂のビーチ、豊かな植物、大きなマルケサス・ティキ、そして数多くの遺跡がマルケサス諸島に特別な魅力を与えています。
「ここはまさに、フレンチポリネシアのニュージーランドです。森、峡谷、砂漠、ビーチ・・。私たちは、ヌクヒバ(Nuku Hiva)でE-bikeツアーのプログラムを作りました。午前中にサイクリングを楽しんだ後、午後は釣りなどのまったく異なるアクティビティを楽しむのです。また、2つ目のE-bikeプログラムは、5日間、350kmにわたってサイクリングを楽しむというものです。キャラバン隊が参加者の後を追い、食事や睡眠などに必要なものを全て用意して島を一周します。とても美しい景色の中、島を横断する素晴らしいプログラムです。あらゆる場所にアクセスしやすいE-bikeに乗って、チームワークを楽しみながらサイクリングを満喫することができます。」とMehdiは魅力的なサイクリングプログラムをおすすめしています。
サイクリングでタヒチ島を横断
Mehdiがおすすめのタヒチ島のサイクリングコースをご紹介します。誰でもアクセス可能なルートを1つだけ選ぶとしたら、島の2つの海岸を北から南へ結ぶ人気ルート 「route traversière 」がいいだろうとMehdiは語ります。「ご家族で楽しむなら、Papeno'oからMataieaへ向かうルートをお勧めします。E-bikeの公認インストラクターによるガイド付きツアーでタヒチ島を横断するこのルートは、45kmもの間、素晴らしい景色を楽しむことができます。気候や植物が異なる別の景色を見られる場所へと連れて行ってくれるトンネルがあり、滝があり、上り坂や下り坂、平坦な道などあらゆる道を走ります。泳いだり、止まって写真を撮ったり、ただ景色を楽しむこともできます。最高に楽しい一日が皆さまを待っています。」
タヒチ島の山頂へ
フレンチポリネシアの山々に登れば、周りの素晴らしい景色を別の角度から眺めることができます。タヒチ島を360度見渡せるハイキングコースもあります。E-bikeを使えば、標高1,500メートルのMarau山の頂上まで行くことができます。 「オレンジの木が生い茂る台地、ラグーン、市街地など島のすべてを見渡すことができます。」
経験豊富なハイカーには、Aorai 山へのハイキングもエキサイティングな挑戦となるでしょう。この長いハイキングコースの一部は非常に険しく、ハイキングガイドと同行する必要があります。しかし、標高2000メートルの頂上から見られるフレンチポリネシアで最も美しい風景の一つを目にすると、疲れも忘れることでしょう。「朝、アオライの頂上に立つと、雲海と街を眼下に眺められます。それは、信じられないほど素晴らしい眺めです。」とMehdiは語ります。
地元の味覚を楽しむ
スポーツを楽しんだ後は、フレンチポリネシアのおいしい料理でパワーを取り戻しましょう。フレンチポリネシアの旅の醍醐味の1つは食といっても過言ではありません!Mehdiは、食に関して、とてもシンプルなアドバイスをしています。 「ここで採れる自然の食材を存分に味わってください。果物も魚もとてもおいしいですから。生魚やマグロの刺身はもちろん、マヒマヒ(シイラ)、スイートリップ・エンペラー、アカムツ、そしてロブスターのバーベキュー。牛肉はニュージーランドから輸入されることが多いのですが、美味しくて品質もよく、値段も手ごろです。」
そして、お土産にはタハア産のバニラがおすすめです。「タヒチアンパールと同様に、タハア産のバニラはマストバイアイテムです。大切な家族や友人へのプレゼントにぴったりです。」
また、Mehdiはタヒチ島のおすすめレストランも紹介してくれました。「 パペーテのレストラン『l'O à la Bouche』、ファアアのインターコンチネンタルホテルにあるレストラン『Lotus』、そしてパペーテとVaipoopooo (Punaauia)にある『Café Maeva』が私のお気に入りです。」