医薬品および医療機器の輸送

注射器や注射針の安全な保管

エアタヒチヌイの機内には、医療用の注射器を安全に保管する容器をご用意しておりますので、乗務員にお尋ねください。なお、注射器や注射針は、安全上の理由から座席前ポケットやその他安全対策のとられていない容器に入れることは禁じられています。

血液バッグや、特別な保管が必要な医薬品はお預かりできません。事前に必要な手続きとご手配をお願いいたします。

なお、危険物の取り扱いの規制により、ドライアイスをお持ち込みになる場合は（お一人につき上限2.5kg/5.51lbs）、入れ物を完全に密封していただくことはできません。二酸化炭素を外に放出する為の小さな空気口を設けていただく必要があります。

呼吸補助機器（携帯用酸素濃縮器【POC】や、睡眠時無呼吸症候群の治療に広く使われるCPAP【持続的陽圧呼吸】装置など）は、通常の受託手荷物・機内持ち込み手荷物の許容量とは別に、無料で機内に持ち込むことができます。

モアナエコノミークラスには電源がありません

モアナエコノミークラスの座席には電源コンセントがありません。機内で機器を使用する予定がある場合は、フライト全時間にわたって稼働できるだけのバッテリーを必ずご用意ください。バッテリーは、飛行予定時間の1.5倍に相当する時間分の使用が可能である必要があります。

機内持ち込みが可能な機器

エアタヒチヌイ運航便では、このページ下部に記載されているPOCおよびCPAP機種のみ使用可能です。

リストに記載のない機種を持ち込む場合は、機内での使用可否を確認するための適合審査が必要となります。審査を希望される場合は、出発の少なくとも1週間前までにエアタヒチヌイへ、またはご旅行を手配された旅行会社を通じて機種名、バッテリーの種類、電力定格などの詳細な仕様書をご提出ください。

機内で使用しない場合

機器を機内で使用しない場合は、内部を空にして減圧してください。また、バッテリーは機器から取り外し、金属部分に触れないよう配慮された容器に入れて運搬してください。

バッテリーは必ず機内に持ち込み、機器本体を受託手荷物として預ける場合でも、貨物室に入れないようにしてください。

バッテリー残量：予想飛行時間の1.5倍以上をカバーする十分な電池容量が必要です。フライト前にお使いの機器のバッテリー残量を確認し、必要に応じて予備のバッテリーを携帯されることをお勧めします。
リチウム電池：リチウム電池には特定の輸送条件がありますので、機内持ち込み手荷物規定の「制限または禁止されているアイテム」をご確認ください。

使用可能クラス：電源を必要とする機器は、ポエラヴァビジネスクラスおよびモアナプレミアムクラスでのみご使用いただけます。
電源： ポエラヴァビジネスクラスおよびモアナプレミアムクラスの座席には、承認された呼吸装置を接続するためのコンセントが装備されています。最大出力は1A-140W、110V/60Hzです。ご使用機器の消費電力がこの制限を超えないようにご注意ください。
モアナエコノミークラスのお座席には電源コンセントが備わっていません。バッテリーで動作する機器は、ご予約のフライトの間、電源なしの単独で動作できるものでなければなりません。