エア タヒチ ヌイ、ポリネシアがん対策連盟とともに人々の健康を支援
「がん対策連盟(Ligue Contre le Cancer)」のフレンチポリネシア支部は、20年以上にわたり、フレンチポリネシアにおいて、がんに関する情報提供や啓発活動、検診の推進、支援活動に取り組んできました。この連盟は、誰もがこの病気にひとりで立ち向かわずに済むよう、今日も活動を続けています。
同団体はまた、医療上の理由でパリへの移送が必要なフレンチポリネシアの人々と、その家族にとって大切な支援窓口となっています。エア タヒチ ヌイは、企業の社会的責任(CSR)への取り組みの一環として、「がん対策連盟」フレンチポリネシア支部の活動を支援しています。
委員会の代表を務めるNatacha Helme氏に、この度、詳しく話をお聞きしました。
貴団体はどのような活動を行っていますか?
私たちは非営利団体で、フランス本土および海外領土にある103の委員会のひとつとして、全国連盟に加盟しています。当委員会は2006年に設立され、私は2020年1月からこの団体の代表を務め、今年で6年目になります。主な活動は次のとおりです。
- 一般の人々への情報提供
- がん、検診、予防に関する啓発活動
- 治療前・治療中・治療後を通し、フレンチポリネシアのがん患者の方々への支援。また、フレンチポリネシアからパリへ医療搬送された方々に対しても支援を行っています
エア タヒチ ヌイは、皆さまの活動をどのように支援していますか?
エア タヒチ ヌイは、私たちが定期的にパリで開催される全国がん対策連盟との会合に出席できるよう、常に大きな支援をしてくれています。昨年開催された各委員会代表者会議への参加も支援してくれました。おかげで、私は、フレンチポリネシアで特に多く見られる疾患に関する研究プロジェクトを扱う、とても興味深いシンポジウムに参加することができました。なかでも乳がんは、フレンチポリネシアの女性が患うがんの中で、多くを占めます。今回は、乳がんだけではなく、深刻な病気である子宮がんのほか、若い世代にも影響を及ぼす一方で、あまり注目されていない骨髄腫や肉腫についても話し合いました。
「エア タヒチ ヌイに心からの感謝を伝えたいと思います。がん患者を支援する企業団体「Business Club Against Cancer」では、『Rapprochement familial(家族の再会)』と名付けたプロジェクトを進めています。長期治療を受けている患者さんのご家族が患者さん本人に会いに行けるようにする取り組みで、患者さんが病気と闘うための活力や力、勇気を取り戻す助けとなっています。」
最近実施したプロジェクトのなかで、特に重要なものを教えてください。
「2025年と2026年には、エア タヒチ ヌイの支援によって、治療のためにフランスへ医療搬送されたフレンチポリネシアの患者さんを訪問し、サポートすることができました。患者さんを訪ね、安心と支えを届けることは、とても大切です。」
「航空運賃を負担していただくことにより、患者さんと家族との再会も実現できました。これは、がん撲滅を支援するウォーキングとランニングのイベント『Relais pour la Vie(命のリレー)』と、家族再会プロジェクトの成果です。」
「さらに、このパートナーシップにより、パリのパートナー団体であるTe Ramepa OraとTe Aroha no Parisを2度にわたって迎え、EVASAN(緊急医療搬送)について、より深く話し合う機会も得られました。」
今後の計画について教えてください。
「企業に向け、予防に関する情報発信を続けることは、もちろん今後も継続していきます。それに加えて、次の目標にも力を入れる予定です。」
- 治療を終えた方々の職場復帰を支援する取り組みの拡充
- 主要な年次イベント『Relais pour la vie 2027』の開催
- 島々の地域コミュニティでの活動の強化
これをご覧になっている人々に伝えたいアドバイスはありますか?
「がんの主なリスク要因は食生活です。もちろん、喫煙や飲酒、身体活動の不足も要因となります。座りっぱなしの生活もリスクのひとつです。こうした要因が、今日、人々のがんリスクを高めています。このことを誰もが認識しておくことが大切です。」
「私たちは3年前に『Business Club Against Cancer』を設立し、エア タヒチ ヌイもその会員です。最近では、リスクや検診の選択肢、予防方法についてできる限り多くの情報を届けるため、エア タヒチ ヌイのスタッフ向けに説明会を開催しました。どうかご自身を大切にし、日々の生活習慣にも気を配ってください。」
エア タヒチ ヌイ、フレンチポリネシアにおけるがんとの闘いに取り組む
エア タヒチ ヌイは、企業の社会的責任(CSR)への取り組みに自主的に参加する、フレンチポリネシアにおいて先駆的な企業のひとつです。2026年には、がん対策連盟ポリネシア委員会と協力し、社員を対象とした情報提供・啓発セミナーを開催しました。また、毎年「ピンク・オクトーバー」キャンペーンにも参加しています。女性スタッフのみが乗務する便や、キャンペーンカラーで装飾した便の運航、社内外のコミュニケーションチャンネルを通じた検診啓発情報の発信、ピンクリボンの着用など、機内や会社のさまざまな場面で取り組みを行っています。
フレンチポリネシアのがん対策連盟の活動をフォローする
団体の最新情報の確認や、委員会のメンバーへのご連絡は、Facebookページ「La Ligue Contre Le Cancer _ Comité De Polynésie」または「Relais pour la Vie – Polynésie Française」をご覧ください。
Crédit photos : Comité De Polynésie de La Ligue Contre Le Cancer